いっぽ自然整体院は様々な不調に対応すべく、施術をしております。
慢性的な肩こりや腰痛の改善解消はもちろん、四十肩五十肩、ぎっくり腰、膝痛、股関節痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、スポーツ障害、自律神経失調症ほか2003年いっぽ自然整体院を開業以来20年、たくさんの不調を解消、改善してきています。また、いわゆるリラクゼーション,ストレス解消、疲労解消、健康の維持増進などでもご利用される方の要望に添って施術をいたします。
開業時は足のリフレクソロジーがメインでしたが、整体に切り替え、整体も様々なものを学び、手法や理論を加え、変えながら現在に至ります。そうした変化はやはり効果を高めるためであり、そのために費用も経験もかかっています。そして今もより高い効果を求めて研究が続けられています。

また、いわゆる健康の維持、増進や健康長寿、歳をとっても元気な心身といったことの実現も含め、現在そして未来の心身を健康にすごせるようにすることを目指しています。

現在の当院の整体理論は、
様々な手法、理論を総合して作られていますが、これもまた変化してゆくと思います。現在様々な手技、理論がありますが、その効果は絶対的なものではありません。それでも巷の各手法の効果は年々進歩していると感じます。そんな進化する療術理論や技術を取り込みながら、いっぽ自然整体院も変化してきています。

からだを全体として観る
不調部分だけでなく、原因は多々あります。 例えば肩の痛みなら、その部分の筋肉の問題もありますが、肩甲骨、腕、手、指、鎖骨、首、背中の問題が関わるし、それらには姿勢や運動・動作の問題が関わり、そこには腰や骨盤、股関節、脚,足、足趾などの問題も関わってきます。患部だけでなく、患部から遠く離れた身体の問題も関わっている。ある部位の問題は他の部位の不調になり、不調を感じるところが問題ではないケースが多々あります。

 
②からだの状態以外の要因
また。それら身体の問題は、自身のからだの使い方、クセ、仕事や運動での負担、生活環境や習慣、栄養なども影響しています。精神的状態も身体に影響し、身体の一部に発生した不調は単にその患部の問題だけで無く、全身および精神的問題や行動、環境など様々な問題が存在すると言えます。いわゆる痛みなどの不調の原因は、直接の原因として筋肉の疲労や柔軟性の低下などがあっても、その筋肉がなぜそうなっているかの原因があり、さらにまた、そうなった原因が奥にあります。
ただ、深淵の原因までたどらなくとも、不調が解消したなら、それで良しとなり、より深い原因を追求することは不要かもしれません。けれども不調が解消しない場合、さらに原因を追及してゆく必要があります。

 それが生活習慣とか、行動や動作、運動といったことならまだしも、心や精神の領域までに踏み込む必要があるなら、それを改善することは相当に困難です。心や精神自体は、その人自身しかそのありようを変えることが出来ないということです。たとえどんなに優秀な医師やセラピストであっても、患者自身の心を見直すには、患者自身の意思、覚悟、理解、感性などをセラピストとが互いに認識して共有できてこそではないかと思います。姿かたちのない心や精神を互いに完全に認識、理解するのは不可能に近いかと思います。

 そこまで深刻に考えずとも、感覚として完全でなくとも部分的に共有できれば、結果として問題の解決となってしまったということも多々ある気がします。いわば、「なんとなく」という感じです。それこそ再現性のない、エビデンスにならないと言われることですが。
 ただし、そういったことで不調の解消に至る前提に、患者とセラピストがともに真摯にからだや心に向き合うことがあってこそと感じます。
 

③硬さ、緊張、疲労をとり、スムーズに身体を使えるようにする
 技術的な整体理論は基本的には単純なことです。
 からだの硬さ、疲労、緊張をとり、バランスのとれた動きやすい状態にしてゆくということです。筋肉は柔らかいだけで無く強さも兼ね備えていることが大切です。よく言われる骨盤のゆがみや体のゆがみも筋肉の強弱バランスが片寄った状態から起きるわけで、筋肉の硬さをゆるめるだけでなく、鍛える必要もあります。
先に述べたように原因は多くの要因が複雑に絡み、これが原因と簡単にいえるわけではありませんが、その一つ一つは単純なことで、硬さや疲労、緊張をそれぞれで解消してゆくことです。
 世の中には様々な手技手法がありますが、その目的は基本的に前述と同じで、状況や状態で効果が違いがあり、一つの手法が絶対的な効果があるとは言えません。ただ、どこをどのように、どの程度やるかで効果に違いが出ると言えます。

④リラックス効果
いろんな手法の目的が「からだの硬さ、疲労、緊張をとり、バランスの良い動きやすい状態にしてゆく」ことの他に、共通することに「リラックス効果」があります。
物理的には、マッサージ的な手技で筋肉はゆるみますが、精神的緊張で固くなっていることも多く。精神的面でもゆるまる必要があります。
しかし、自身がゆるんでいると思っていても、まだ、身体は緊張しているという状態は施術中よく感じます。心には自身では認識されていない深層の心理があり、自身ではゆるんでいると思っていても、深層心理ではゆるんでいないのかもしれません。
施術は基本、心地よいものであり、それが深層心理にもよい影響を与えています。
しかし、日頃、無意識に緊張していた心身が施術で充分にゆるまるとはゆきません。
ゆるむだけでも何回かの施術を繰り返すこともあります。筋肉自体も、繰り返し施術を受けることでゆるめることがスムースに出来るようにもなります。つまり施術は体と心を整えることだといえます。

⑤理解する
心の問題として、緊張が抜けないというものがあります。
不安、恐怖などから、これからどうなるのかという未来への不安が緊張状態にします。
例えば今の不調がいつまでも治らないのではという不安、
悪化するのではないか,という不安などが心身を緊張させ回復力を鈍らせます。
これは患者が症状に対して起きる不安ですが、
施術に対して、これで本当に良くなるんだろうか?悪化しないだろうか?だまされているのではないか?などといった不安もあるでしょう。
そういった不安を持たせないよう、なぜ不調になったのか、どうすれば良くなるのか、どのくらいで回復するかなどしっかりとコミュニケーションを図り、不安を取り除くことはとても重要なことだと思います。

⑥施術はクライアントとの相互作用
早く不調をなくしたくとも、同じ症状や状態でも、完治にいたる期間や施術の回数などは必ずしも一定ではありません。施術は一方的なものではなく、セラピストとクライアントとの共同作業という面が大きく、いわゆる相性も効果に大きな影響を与えます。病院での治療も医師との相性や、クライアント自身の体力、努力が治療に影響しますが、手技療法はより大きく相互の関係性が影響します。



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