新学期までにオスグットを解消したいと先々週、先週にかけて3人の子が来院。
バスケット、野球、サッカー、とそれぞれ違う競技をしている。
比較的早期で軽度な状態の子ばかりでいずれも5回から8回で終了となった。
状態によっては10回以上かかる場合もあるので早期に、軽度のうちに来ていただくのが当人もわたしにとっても幸いなことです。
考え方によっては長期間通ってもらうことのほうが当院にとっては収入になるわけでそのほうがいいと
思われるかもしれないがそれよりも、早く良くなってくれた方が嬉しい。
重篤な状態や、体が極端に硬い場合は根本からしっかり改善してゆかないと回復の速度は早まらない。
根本とは体の柔軟性だけでなく、精神的なことも含まれていくと感じます。
●長期間の不調は心までも硬くなってしまうことが多いと感じる。
以前にオスグット病で歩けない状態まで、悪化したケースがありました。
小学生の男の子で来院も親におぶさってきて、少しでも膝を動かすのも痛がり、家でも這って生活し、学校にもいけない。もう半年間そんな状態で、表情も重く活気がない。通院が困難で出張で施術となり、初めはほとんど変化が出なかったが徐々に変化し、半年くらいかかって、ようやく歩行と、膝の曲げ伸ばしができるようになった。表情も明るさがでてきていた。
ここまで悪化するケースはまれかもしれないけど、そういうこともあることは認識して、早期に治療することをオススメします。